例えば…
授乳っていつから始めればいいの?
ミルクと母乳はどちらがいいの?
そもそもそれぞれどういう違いがあるの?
初の固形物はいつからが適切?
夜泣きがストレスになるっていうけど、上手な寝かせ方ないかな~
などなど。
大丈夫!
みんなこれらのことが疑問だったんです。あなただけじゃないですよ。
私だってそうだったんです。
今回は、これらの育児の謎を解き明かしていきますよ~。
正しい知識を知り、一緒に子育てのスタートを切りましょう!
●授乳のタイミングや方法は?
授乳といえば、赤ちゃんの成長と栄養摂取には欠かせないもの。
初めての子育てでは、授乳のタイミングや方法についての理解が乏しいですよね。
授乳のタイミングは、生後0~1ヶ月です。
この時期、赤ちゃんは「新生児」と呼ばれ、
授乳が特に重要な時期なんです!授乳を想定しているから、乳首への吸い付き反射が強いんです。
需要に応じて授乳するわけですが、新生児は通常、2〜3時間ごとに授乳します。
多いな~と感じませんでした?
2,3時間に一回授乳だったら、外に出かけている最中も授乳を気にしてなければなりませんね。
ただ、2,3時間というのはあくまで目安。
赤ちゃんがお乳を欲しがってる兆候が見えたら、これよりも早い時間で授乳したっていいの。
お乳を欲しがっているサインは、泣いたり口をパクパクさせたりする行為です。
授乳時間は通常、20分~40分程度必要です。
片側の胸で15分ずつ授乳するのがおすすめですよ。
生後1ヶ月から6ヶ月になると、乳児期に入ります。
この時期は新生児の時より授乳の間隔が長くなります。
目安としては2時間半から4時間ごとですが、個人の成長の程度によっても違ってくるので、赤ちゃんによって頻度を調整してくださいね。
ついでに授乳方法についても解説しておきますね。
授乳する時は快適な姿勢でおこないます。立ちながら授乳するママもいるけど、正しくは座っておこなうこと。
ママが快適だと感じる姿勢でおこなってくださいね。
背もたれのある椅子やクッションを使い、背中と腰をサポートするとグッド!
赤ちゃんの頭と体をしっかりと支え、正しい位置に乳首を持っていきます。
赤ちゃんの口に乳首を持っていったら、乳首と乳輪の大部分が赤ちゃんの口に入るようにします。
赤ちゃんが吸うのを待ちます。吸い付いたら乳首を離さず、赤ちゃんが十分に吸えるように支えてあげましょう。
赤ちゃんが吸うリズムに合わせてゆっくりと授乳を進めます。
赤ちゃんが満足するまで授乳を続け、自然なタイミングで終えます。
終了のサインは、赤ちゃんが自分から乳首を離した時です。
授乳は母子の絆を深め、赤ちゃんの成長に欠かせないもの。
赤ちゃんの成長やニーズに合わせて、授乳のスケジュールや方法を調整してみてくださいね!
●ミルクと母乳の違いって?
初めてママになる方にとっては、ミルクと母乳の違いが今一つよくわからないかもしれません。
ミルクと母乳は、どちらも乳児の栄養源となる飲み物。でもその性質は異なります。
ミルクの原材料は、一般的には乳製品です。
市販のミルク製品は、牛乳をもとにしています。
一方で、母乳は母親の乳腺から分泌される生体液です。母親の体内で作られ、新生児の栄養源になります。
ミルクと母乳とでは原材料が根本的に違うわけです。だから栄養価にも違いがみられます。
ミルクは乳酸、ビタミン、ミネラル、タンパク質、脂肪、炭水化物などの栄養素を含んでいます。
一方で母乳は、赤ちゃんの成長と発達に最適な栄養バランスです。
抗体、ホルモン、酵素などが含まれ、免疫系のサポートや消化を強化してくれます!
さらに、母乳は赤ちゃんにとって消化・吸収しやすいんです。
それに、母乳に含まれる抗体は、赤ちゃんを感染症から保護するのに役立ちます。
母乳は成長段階に応じて栄養価も調整できるので、総合的にみるとミルクより母乳のほうが赤ちゃんの健康や成長に寄与するでしょう。
母乳には赤ちゃんの免疫力向上、消化促進、母子の絆強化など多くの利点があります。ミルクじゃダメなわけではないけれど、特に新生児期においてはミルクより母乳が適してますよ。
●離乳食はいつから始めるべき
乳児期の後半から離乳食を導入できます。
一般的には、生後6ヶ月あたりからです。
この時期になると、赤ちゃんの消化器系や姿勢が発達してくるため、固形食をとる準備が整うのです。
離乳食を始める前に、赤ちゃんが固形食を摂る準備ができているか確認するためにも、次のような条件を確かめてください。
・赤ちゃんの首がしっかり据わっている
・赤ちゃんの舌を前に出す動作が減り、舌を使って食べ物を飲み込めるようになっている
・親の食事を見つめるなど赤ちゃんが固形物に興味を示している
このような兆候が現れているなら、離乳食を始めてもいいころ合いでしょう。
ただ、いきなりしっかりした固形物を食べさせるのはおすすめしません。固形食といっても、最初は消化しやすい軟化状のものを与えましょう。
典型的な例でいえば、米粥、オートミール、バナナ、アボカド、野菜のピューレなどです。
最初は柔らかくて消化のいいものを与え、だんだんと新しい食材に移行してください。
新しい食材を導入する際は一つずつ与え、数日間様子を見てアレルギー反応や消化の問題がないか確認しておくと安心です。
本来固い食材でも、蒸して柔らかくしたり、ミキサーで滑らかにしたりすると赤ちゃんの体に優しくなります。
小さなスプーンや指で、少量ずつ赤ちゃんに食べさせてみるといいですね。
離乳食は母乳やミルクの代わりに与えるものと考え勝ちですが、正しくは「補完」です。
赤ちゃんの主要な栄養源は、離乳食導入後も授乳またはミルクであるべきなので、気を付けてください。
離乳食を始めたからといって、授乳をストップしていいわけではないのです。
●赤ちゃんの夜泣き対策は?
子育て中に最もストレスになりやすいといえば、夜泣きです。
赤ちゃんの夜泣きがひどくて眠れず、疲労がたまってしまうママさんは多いですよね。
それに、夜間も授乳が必要です。新生児は夜中に起きて食べるのが普通です。
ママは眠くても赤ちゃんに授乳する必要があるのです。
そして夜泣き。授乳は終わっていても、夜泣きが激しかったら赤ちゃんを寝かしつけるために起きなければなりませんね。
夜泣きが頻繁なほど睡眠を阻害されてしまいます。
新生児期から乳幼児期にかけて夜泣きがみられます。
夜泣きはストレスの要因になりますが、夜泣き対策をすれば
赤ちゃんとママの両方が質の高い睡眠を楽しめます。
以下、夜泣き対策の方法を厳選しました。
1.規則的なスケジュールにする
赤ちゃんは規則正しいスケジュールを好みます。
授乳、おむつ交換、寝かしつけなどの日中のルーティンは、毎日バラバラではなく一定のリズムにしておきましょう。
夜間も似たようなスケジュールを保っていれば、赤ちゃんは快適に眠ってくれます。
2.環境整備
赤ちゃんが快適に眠れるように、静かで暗い部屋、適切な温度に設定しておいてください。
赤ちゃんのお気に入りの毛布やぬいぐるみなども役立ちます。
3.ホワイトノイズや子守唄もおすすめ!
赤ちゃんは精神的に安心するとスーッと眠りに入っていけます。
赤ちゃんに安心感を与えるためにも、ホワイトノイズや子守唄を流しましょう。
ホワイトノイズとは、騒音と感じられる周波数成分を均一に含むので、騒音を打ち消す効果が期待できる音です。
換気扇やテレビの砂嵐のような、「サーッ」「シーッ」「ゴーッ」といった音が特徴的です。
これらの音が周囲の騒音を遮断し、赤ちゃんの安眠を助けてくれるのです。
4.あらかじめ授乳やミルクの準備をしておく
赤ちゃんが夜中に母乳またはミルクを求めるのは予想できることです。
その時になって慌てて準備するのではなく、すぐ対応できるように事前に用意をしておきましょう。
5.優しく抱きしめる
これは実際に夜泣きが起こった時にとるといい行動ですが、抱っこして優しく抱きしめてください。
これが夜泣きを和らげる王道テクニックです。
あやすイメージですね。
暖かく、安心感を与える抱擁で赤ちゃんに安らぎを与えましょう。
6.ボトルやおしゃぶりを活用する
おしゃぶりやボトルを赤ちゃんに吸わせてください。
授乳中のように、何か吸えるものがあると赤ちゃんはリラックスできます。口に何かを含ませることにより、ワーワー大きな声で泣きにくくなり、夜泣きがやむことが期待できます。
ちなみに私は赤ちゃんの頃、指しゃぶりをよくしていたようです。
口に何かを入れておくことで安心できたからなのでしょうね。
ただし、夜泣きがあまりに長引いたり激しかったりする場合、深刻な疾患が関係しているかもしれません。
赤ちゃんは、何か不快な症状があって夜泣きをする時もあります。
例えばお腹や耳の痛みを感じてSOSするために泣いているのです。
この場合は単なる夜泣きと判断してあやすだけでは不十分です。医師の診断が必要です。
いずれにしても、夜泣きはどんな赤ちゃんも通る道であり、親御さんもそれに対応しなければならないということ。
夜泣き対策をしても完全に防ぐのは難しいですが、規則的なスケジュール、快適な環境、優しいケアに工夫すれば、夜泣きの頻度や激しさを軽減できるでしょう。
いかがでしたか?
初めてのママは不安もいっぱいだと思いますが、ここで学んだことをご参考に、ぜひ
赤ちゃんと快適な育児をすすめてくださいね!
育児はわからないことだらけ、ストレスだらけでもありますが、新鮮で楽しいこともいっぱいあります!
なんといっても、可愛い我が子が成長していく姿をみるのは、とても愛しくて素晴らしい体験です。
快適な育児でお子さんと一緒にママも成長していってくださいね!
